多肉植物を育てていて、聞いたことがある言葉を集めてみました。

 

赤玉土あかたまつち火山灰土である赤土から細かい粒子を取り除き、粒の大きさをそろえて集めたもの。弱酸性。
ウォーターマークうぉーたーまく多肉植物の葉についている白い模様。葉の成長の跡らしいです・・・
生物学上の一階級で、目と属の中間に位置する。植物の分類法では、「界、門、綱、目、科、属、種」があります。
例:ベンケイソウ科、ハマミズナ科、ツルボラン科・・・

カキ仔

かきこ

親株の脇から出た子株を切り離したもの。親株と同じDNAを持つので、親株との交配はできません。交配できないのは、葉挿しも同じですが…。

下垂

かすい

垂れ下がること。グリーンネックレスやルビーネックレスの葉は、みな垂れ下がりますね。

鹿沼土

かぬまつち

栃木県鹿沼市産の軽石。強い酸性で、通気性と保水性が高い。水分を含むと黄色いが、乾燥すると白くなるので、土壌の乾燥具合が判別しやすい。保肥性(肥料成分を保持する性質)がないのが弱点。

寒冷紗

かんれいしゃ

荒く平織に織り込んだ布。遮光、防寒、防虫などの目的に使います。

気根

きこん

地中ではなく、地上の茎から出てくる根のこと。空気中の湿度が高かったり、土が乾燥して水不足の状態、鉢内で根詰まりして根が張りずらい状態が原因。

群生

ぐんせい

1箇所に群がるように多くの株が集まって生えること。

遮光

しゃこう

光をさえぎること。光の量を加減し、多肉植物の成長に適した環境を作ったり、温度の上がりすぎるのを防ぎます。

綴化

せっか

茎が異常に幅広く帯状に変化する現象のことで、帯化ともいう。茎の先端にある成長点が横に並んで増加するためにおこるようです。

胴切り

どうぎり

胴(茎)の部分で横に切ること。切った上部は挿し木にすれば、やがて自然に根が生えてくる。胴切りをすれば、葉挿しよりも早くほぼ確実に、多肉植物を増やすことができます。

徒長

とちょう

茎が細くヒョロヒョロと伸びた状態。原因の第1は、日照不足。日光を求めて上へ上へと伸びてしまうのでしょう。その他の原因としては、水や肥料の与えすぎ、風通しの悪さ、用土の水はけの悪さなど。

   

葉挿し

はざし

葉から新たに株を増やす方法。親株からもぎ取った葉を新しい土に置くことで、新しい芽(葉)や根を出し、やがて大きくなります。品種によって、葉挿しができる子とできない(できにくい)子があります。

葉焼け

はやけ

 人の日焼けのように、強い日照により葉が焦げ付いたような状態。室内から外に出す場合は、いきなり強い陽の光に当てないよう遮光しましょう。

日向土

ひゅうがつち

 宮崎県南部で産出される軽石。通気性が非常によく、保水性もある。弱酸性。

実生

みしょう

植物を種から育てること。葉挿しや挿し木は、元の株と同じDNAの苗であるのに対して、実生は交配した新しいDNAを持った個体です。

   

ランナー

らんなー

親株の横から先端に小さい子株を付けた茎のこと。ランナーから切り離した子株は挿し木にして増やすことができます。

ロゼット

ろぜっと

バラの花のように葉が放射状についてる状態のこと。エケベリアなどの品種で多く見られます。